長野の滝めぐり報告、続きです。

長野県北東部の山あいの村、高山村にやってきました。

途中、サルにも遭遇したりしながら、松山渓谷沿いを走っていきます。ここはかなり標高差があるので、紅葉が長い期間楽しめる名所なのだそうです。

わたしが訪れたときは渓谷入り口のあたりの山々がちょうど鮮やかに染まっていて、絶好調!だったんですが、渓谷を進んでいくと標高もぐんぐん上がって行ったようで、お目当ての滝周辺にさしかかったあたりは、紅葉も終盤というかんじでした。

こちらは、展望台から眺める八滝。

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ちょうど段数が八つあるそうです。八段の落差は合計すると180mにもなります。紅葉終わりかけとはいえ、深い山に一筋、白く光る滝の存在感はさすがです!

さて、八滝からもう少し、上流にいくと、もう一つ、人気の滝があります。

●雷滝・かみなりだき●
長野県上高井郡高山村奥山田荻久保。落差30m。松川渓谷の本流が雷鳴のように轟音を立てて落下していることが名前の由来。岸壁がえぐれていて滝の裏側から見ることもできる。駐車場からすぐ。冬季は立ち入り禁止。
来訪日:2013/11/10

小さなお土産やさん、「雷滝ごろごろ亭」のある駐車場から、階段を下って行きます。
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どどどどどど…
轟音が次第に大きくなり、ついに登場です!
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滝の裏の岩盤がえぐれている…つまり、滝を裏側から見れちゃう「裏見の滝」なのです。

さっそく、裏、行きまーす。

わーー!
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しぶきがーーー!

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ぬれた落ち葉が岸壁を彩って、素敵な演出!

そして、激しい滝は川になって再びゆるりと流れて行くのですね。

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で、こちらが、正面の滝見台からの眺めです。
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雷、というのも、まさにその通り。ご夫婦に「シャッターおしてもらえますか」の声をかけられたけど、本当に聞こえなかった。爆音!

滝の水量もあるけど、たぶん大きいのは、この地形です。馬蹄形に滝を岩が囲んで、ちょうど岩盤のえぐれた部分から鑑賞することになるので、反響効果があるみたいなんです。

重低音が、耳から、お腹にまで響くー!

そうそう、ロックバンドのライブ行ったら、こんなかんじ。
雷滝をミュージシャン「Thunder fall」だとするならば、近寄ることもできちゃうし、裏からも見れちゃうわけで、実にサービス精神旺盛なバンドですね。パワフルなステージにすっかりファンになってしまいました。

駐車場に戻ってからも、耳が変です。これ、まさにライブの後、よくなりますよね!そのくらいの、音なんでした。
滝見のあとは、ごろごろ亭のおばあちゃん、お薦めの温泉へ。

雷滝から、すぐ近くでした。
松川渓谷温泉・滝の湯。
http://www.takinoyu.jp/

実はこちらで、わたし混浴露天デビュー!

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ちょっと恥ずかしいかなとドキドキしましたけど、せっかくなら川を見ながら露天風呂に入りたいので。

女性はバスタオルを巻いて入浴することになってて、しかも男性陣とホンノリ、エリアが分かれている… ので、意外と大丈夫でした! バスタオル、ぜひ持参するといいと思います。

湯上がりは、やっぱりこれ!

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雨のなかの滝めぐり、しっかりあったまったところで、次へ向かいます 😉

続きます!