前回の記事で、縄文にハマってます(記事はこちら)、と話したんですが、先月に行ってきた青森旅行も、滝はもちろんなんですが、縄文遺跡が見たかった!というのがありました☆

青森には何度か来ていたけれど、これまでは縄文という切り口では来たことがなかったです。八戸市、青森市、つがる市と、縄文遺跡巡りをしました。

八戸では是川縄文館へ。国宝の合唱土偶が出土したところです。展示が充実していました〜!

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亀ヶ岡遺跡があるつがる市の木造駅。巨大な遮光器土偶の像があります!

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そして滝のほうですが、今回が初訪問となる滝へ。
八戸から、南西に向かったところにある田子町(たっこまち)に向かいます。

田子といえば、にんにく!

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(イメージキャラクター「たっこ王子」。なんだか愛らしい)

町に入ると、道路沿いの看板が、にんにくにんにくにんにく…という感じになっていきます。

というわけで、ちょっと滝にいく前に、にんにく摂取しとこう! そのまんまの名前の「田子町ガーリックセンター」に立ち寄りました。町の中心、道の駅的なところです。

Gilroy Cafe(ギルロイカフェ)というところでは、いろんなにんにくメニューがいただけます。ギルロイっていうのはアメリカで有名なにんにく生産地なんですって。

カフェは内装もにんにくにんにく(照明カバーがにんにく)。可愛いですよ。

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いただきましたのは、にんにくが練り込んであるにんにくラーメンに…

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田子にんにくカレー。

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ご自由にどうぞ、ということでにんにくとおろし金が用意してあって、自由に「追いにんにく」ができます。

さすが、田子ブランドのにんにく! うまいです。変な苦みとか刺激がなくて、濃い。

そしてビックリなのが、こちらのにんにくソフトクリーム。

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うまっ!
ミルクベースのソフトクリーム、これだけでもかなりいけてますが、最後にしっかり「うまみ」だけを残していく、にんにく様。にくい演出。

レジのお姉さんによると、「開発に3年かかったんですよ」と。最初の試作品があまりにまずくて落ち込んで、トラウマになって1年くらい話題にすらだせなかったのだそうです(どんだけまずかったんでしょう…笑)。その後いろんな出会いがあって、この納得の味にたどり着いたのだとか! 美味しかったです!

ブランドにんにくをたっぷり堪能したあとで、いよいよ滝へ。
田子町のシンボルはにんにく、と、そしてもうひとつ、こちらの滝がとある理由で観光名所となっています。

●みろくの滝●
青森県三戸郡田子町夏坂。落差30m、幅20m、巨岩の上を細い糸を引いて岩肌を滑り落ちるので、別名「ソーメンの滝」とも。この地で断食修行をした僧が、弥勒菩薩を祀っていたことから名付けられた。駐車場からは歩いて5分程度。
来訪日:2016/9/3

ここまでは整備されていた道なので、アクセスはらくらく。
駐車場からは5分ほど。

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周囲はブナの原生林。
気持ちいい〜!

ちょっとお散歩気分で沢沿いを歩いて行くと、すぐに見えてきました!

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こ、これは…!

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どーん!(右下にわたしが小さくうつってます)

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岩のへこみと流れ落ちる滝の絶妙な水量が作り出す姿、それはまさに……
「スヌーピー」!!!

誰が言い出したのかわかりませんが、こう言われると、それにしか見えなくなるから不思議ですよね。もともとは「ソーメンの滝」という別名もあるそうなのですが、やっぱりインパクトが強いのはスヌーピーですね。

実際、とてもよい滝です。
岩盤のインパクトに対して、水の流れはとても繊細、そして結果的にそれがしゃべる犬に見えてしまうという意外性とユーモア…(笑)

それらがコントラストを描いて、ここだけの滝景色をつくりだしています。自然の不思議を面白がることが滝鑑賞の醍醐味なので、わたしも大好きな滝になりました〜!

田子の皆さんで、この素晴らしい滝も守っていってほしいな、と思います!

ちなみに林野庁のサイトにも、スヌーピーと呼ばれていることが記載されていました! もうすっかりメジャーなんですね☆
http://www.rinya.maff.go.jp/tohoku/introduction/gaiyou_kyoku/annai/midokoro/midokoro_sanpati.html