週末の予定がキャンセル&体調がわりといい、ということで、ふと思い立ち。新幹線とレンタカーをとって、山形&秋田の滝めぐりにいってきました。
山形は、実は滝の数日本一、らしいです。のわりに、わたしはこれまでひとつも見たことがありませんでした。そして、秋田も、かなり名瀑の宝庫なんですよね。機会があれば、と思っていた地域ですが、今回、勢いよく来てしまいました。
酒田でレンタカーを借りて、さっそく向かったのは、鳥海山。標高2236mの活火山です。
冠雪した鳥海山は、秋の青空をバックに見事に映えます。
泣けるほどキレイ〜!
出羽富士とも呼ばれているそうですが、確かに富士山に似ていますよね。
紅葉を追いかけながらの快適ドライブを堪能して…
そして、やってきたのは、鳥海山イチの名瀑。
●法体の滝・ほったいのたき●
秋田県由利本荘市鳥海町。子吉川の上流である赤沢川から、3段にわたって流れ落ちる豪快な滝。一の滝、二の滝、三の滝を合わせて、流長100m、落差57.4m。落差42mの三の滝は、滝幅3m~30mの末広がりに流れる。県の名勝および天然記念物。日本の滝100選。
来訪日:2013/10/19
お見事!な末広がりぶり!
滝前は、芝生の広場になっています。地元の皆さんの憩いの場になっているようです。滝の音はどこにいても聞こえるくらい、豊富な水量で、落ちています。
しかも、その水が、またキレイなのです。
ここからでは見えないのですが、さらに上段にも滝があるというので、展望台を登って眺めます。
あ、奥にも滝が見えました!
さらに、進みます。
奥の滝の、すぐ脇にでました。
こっちも、いいです! かなりいい!
魅力的なのは三の滝(メインの滝)の落ち口を見られるというところ。わたし、落ち口を滝の背中側(わかるかな?)から見るのが、かなり好きなのです。「今から、いきまーす!」っていう水の気持ちになってみると、スリリングで楽しくて…! :-) ↓
しかも、滝の向かいにそびえるのは、鳥海山です!(左手前が滝の落ち口です)
あれ…?
でも、確か、この滝の水源は鳥海山の雪解け水だったはず。正面にある山からの水が、どうしてここから落ちているのか、よく考えたら、不思議です。
気になって調べてみたら、鳥海山の水というのは正しくて、水脈が回り込んでこちら側に来ているそう。水源の山に向かい合って落ちる、というのは滝として、すごく珍しいケースみたいです。
あの頂の白い雪が、時を経て、この滝になって流れるのか…と感慨深いものがあります。水は、自分たちのふるさとである山を眺めながら、落ちているわけで…それだけ鳥海山のスケールの大きさを実感します。
雪として山に降り積もり、それが融けて川になり、滝になって落ち、落ちたあとに悠然と再び川になって海へと流れていく… その「水の一生」を、すべて感じることができる。この場所は、そういう意味でも、とっても貴重なスポットじゃないでしょうか 😉
この場所が、すっかりお気に入りになりました!
日当たりも最高によくって、気持ちいい。滝の音をBGMに、軽くお昼寝なんかもしつつ……。
しっかり滝エネルギーをチャージして、次の場所へと向かいます。
続きは、また…