軽井沢の滝めぐり、その2。

竜返しの滝を出発して、軽井沢随一有名な観光スポット、白糸の滝へ立ち寄り…

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ましたが、想像通りめちゃ混みだったので、落ち着けそうもなく。ここは、そうそうに失礼しまして、穴場な滝へ向かいます。こんどは、群馬県北軽井沢のほうへ。

●浅間古滝・あさまこたき●
群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原。落差10mほど。私有地(古瀧花木野草苑)内の滝。付近の別荘地「王領地」の湧水が源流?入苑料が1人500円。
http://www8.wind.ne.jp/asamakougen/newpage6.htm
来訪日:2013/10/14

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ここは入苑が有料なのです。あまり知られていないようで、そんなに期待もしていなかったのですが、予想外によかった!

段瀑になっていて、滝の中腹まで、登れる、ということ。

これが、わたしにとってはポイントが高い!

水しぶきをたっぷり浴びて、滝のなかに入り込むような気持ちになれるから。

普通はここから見ると思うけど…

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滝に登ってしまうと、こう、です!

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イメージ、だいぶ違います!

近寄ることで、滝との一体感は、変わってくるんです。

はだしで水に足を入れることで、温度も、勢いも、文字通り「体感」することができます。

(似たような楽しみ方をしているのは、富士市の朝日滝です)

有料なせいかもしれないけれど、わたしがいる間、ほかに誰も来ませんでした。

貸切り状態!滝に入りこんでもどなたかの滝の写真にわたしが映り込んじゃう心配もなし。早朝ではなく、しかも連休中に、ありがたいことです。

おかげでしばらく戯れることができました。撮影にむちゅう。

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ポーズを決めてみたりして。
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ただ、滝がいくら綺麗でも、無茶はしません! 流れをよく観察して、大丈夫そうか判断します。滝の流れに入るも出るときも、コケに滑ったりしないよう、手もしっかり使って(登山の鉄則「三点確保」!)、十分注意することが大事です。

 

滝をたっぷり感じたあとは、併設のおそばやさん、「古瀧庵」へ。

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テラス席からは、さきほどの滝の上部がちらっと、見えます。

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滝を眺めながら、というよりは、滝音を聞きながら、ですね。風に揺れる木々の音、鳥の鳴き声も加わって、自然のBGMがやっぱり一番です。

軽井沢の滝めぐり、その3へ続きます。

 

ちなみに、白糸の滝は夏の大雨で、滝の上部に土砂崩れがあったようで、木が根っこから滝壺に落ちてしまっていました。これまでも崖の上は崩れることがあって、そのたびに修復をしてきているようです。そもそも、ここは昭和初期に浅間山の伏流水が流れ出ている湧水地を、造成して滝&池にしたといわれています。自然の滝の姿、というわけではないんですね。とはいえ、滝の水は何年も山の中を旅してきた伏流水であることは変わりなく、涼しくて気持ちがいい場所ですよ!