一乗滝・福井県【佐々木小次郎ゆかりの滝と古民家越前そば】

一乗滝・福井県【佐々木小次郎ゆかりの滝と古民家越前そば】

高松那須烏山…と桜と滝の記事がつづいたので…せっかくなのでこちらもついでに!

実は昨年の今ころに訪れていた場所なんですが、当時アップしそびれていたのでした。このブログでは初めてのご紹介となる、福井県の滝です。

やってきましたのは、福井市の一乗谷朝倉氏遺跡。戦国時代に柴田勝家に焼き討ちにされてしまった城下町が400年の後に、丸ごと発掘されたという大変珍しい遺跡だそうです。町並みの復元も進んでおり、歴史ファンには大人気なのだとか。

こちらはこの季節、見事なお花見スポットとしても有名です〜☆ 昨年4月12日、ちょうど満開でした!

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遺跡のほうもかなり気になったのですが、この時は時間があまりなく…目的地の滝へと向かいました。この遺跡に沿って流れる一乗谷川を上流へさかのぼっていき、谷のつきあたりにあります。

●一乗滝・いちじょうだき●
福井県福井市浄教寺町。一乗谷川の上流に落ちる落差12mの滝。泰澄大師が白山大権現をまつり、滝水山浄教寺を建てたところとして知られる。駐車場から徒歩3分ほど。
来訪日:2015/4/12

滝の入り口では、どーんと銅像がお出迎え!

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剣豪、佐々木小次郎です!

巌流島で宮本武蔵と戦ったことで知られる小次郎。この滝での修行により必殺技の「ツバメ返し」を編み出したという良い伝えがあるのだそうです。

銅像のあるところでも遠くに滝音は聞こえてきます。
近寄ってみます!

わー☆

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落差12mということで規模はそこまででもないのですが、形が美しく、好きなタイプ!
滝上には白滝神社が見えます。荘厳さもありながら、開けた場所に落ちているので明るいイメージ。特に花や虫が目覚め始めるこの季節、滝も喜んでいるかのようにイキイキとしていました。

佐々木小次郎の生涯について分かっていないことも多いようですが、個人的にはなんとなく切れ長の瞳でイケメンのイメージがありますが、どうでしょうか。漫画「バガボンド」でも格好いいですよねぇ…☆ 
(けど、滝の前の銅像はけっこうオジサンだったんです…見なかったことにします。笑)

彼が使っていた刀は「物干し竿」ともいわれた長尺の備前長船長光。小太刀の名手として名を轟かせた師匠の冨田勢源をしのぐ技を身につけようと、長刀を使ってツバメを斬り落としてみせようとしたのだそうです。小次郎はこの滝に毎日通い、滝の前で舞い上がって飛ぶツバメに挑み続け、ついに「ツバメ返し」を習得したということです。

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滝つぼが浅いので、滝に向かって剣を振るうこともできたのかもしれませんね。鍛錬を重ねる小次郎のイメージと、この滝の躍動感、相性ばっちりだな、と思います! それにしても滝を修行場所に選ぶなんて、なかなかの滝ボーイ。小次郎に一気に親近感が沸いてくるのでした。

わたしも水辺に座り、しばらく歴史の物語に思いを馳せていましたよ……☆

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ちなみに滝の手前には、小次郎の師匠であったとされる冨田勢源の道場跡地もあるんです。

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なーんか、いいですよね。
カエルの鳴き声が響く水田に囲まれた、のどかな桜景色。

わたし、福井はこの時がほとんど初めてに近い訪問だったのですが、ここの場所の空気感がすごく印象に残っています。素朴なんだけど、そこはかとなく品もあって。自然と暮らしが調和しているような…

で、ちょうどこの道場跡地の前あたりにあるのが、この立派な古民家なのでした。

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なんだか素敵……と眺めていたら、のれんがかかっています。こちらは現在、お蕎麦屋さんになっているんです!

「朝倉の里 利休庵」さん。

ここでランチをいただきました。

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ん?
唐突にソフトバンクのCMのお父さんが! 
ここでCMの撮影があったそうです。笑

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いただいたのは、この土地で有名な越前そば、すなわち「おろしそば」。大根おろしをのせたお蕎麦に出汁を掛けていただくスタイルです。コシがしっかりしたお蕎麦ですよ☆

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お薦めいただいた春の味覚、たけのこの天ぷらもいただきました!

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お蕎麦も美味しいし、何よりこの古民家の風情がすごく落ち着く。さりげなく生けてあるお花や、古い道具などがまた雰囲気を彩っています。

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立派な滝に珍しい遺跡、そして名物蕎麦まで味わって……
福井市の中心地からも近いこのコース、お薦めですよ。

福井の滝、行きたいところはまだまだあるので、そのうちしっかり巡りたいと思います☆