西日本、日本の滝百選シリーズ☆

前回、広島県三次市にある常清滝を書きましたが、新しくできた中国やまなみ街道を抜けて、ビューンと島根県へやってまいりました。

島根といえば、やっぱり出雲大社です〜!

そもそも今回の山陰ぶらりひとり旅、行ったことのなかった出雲大社に行ってみたい、そしてどうせならパワーが集まる神在月のに行こう！というきっかけで企画したものでした。しかも、またいつ来れるかも分からないので、神在月の期間中でも大イベントの日「縁結大祭」に合わせて行ってきちゃったのです☆

はじめての出雲大社はすごく良かった〜！

平日だったからか、意外とすいていて。縁結大祭の雰囲気も厳粛なかんじなのかなと思っていたら、とても温かくおおらかなムード。式典では参加者みんな（全国から集まっているので千人単位です）で一緒に祝詞を読み上げて祈りを捧げていくので、初詣のように並んで順番にお祈りするスタイルとはまた違った、うねりというか、一体感がありました。

しっかりお祈りをしてきたので、きっといいご縁がやってきてくれると思います〜！

…というわけで、滝です！

ヤマタノオロチ神話に代表される出雲神話の起源があるといわれている雲南市。そんな出雲のふるさとには、日本の滝百選に選ばれている滝があります！　

出雲大社に出かける前に訪ねてきましたよ。

●龍頭八重滝・りゅうずやえだき●
島根県雲南市掛合町にある龍頭ヶ滝、八重滝の総称。松笠地区にある龍頭ヶ滝の雄滝は落差40mの直瀑（裏見の滝）。その南東約5.5km入間地区にある八重滝は大小八つの滝の総称（猿飛滝、滝尻滝、紅葉滝、河鹿滝、姥滝、姫滝、八塩滝、八汐滝）。日本の滝百選。
来訪日：2015/11/23

少し離れた場所にある滝がまとめて百選のうちのひとつに選ばれているという、ちょっと珍しいタイプですね。

まずは南の方にある、八重滝から。

この八重滝自体も、大小八つの滝の総称になります。

（ちなみに駐車場の手前、フライング気味で猿飛滝があります　↓　）

紅葉の名所として知られているのですが、今回はちょっとタイミングが遅かった！
でも遊歩道入り口では、最後の紅葉が踏ん張って残っていてくれました〜！　おかげでほっこり秋気分、ありがとう☆

渓流沿いの遊歩道を散策していき、一番奥にある八塩滝を目指します。

八塩滝までは、1.1kmの道のりです！　ほどよいですね〜☆

遊歩道を歩き始めると、最初に出会うのが滝尻滝です。

落差は15m。岩間に隠れるようにして落ちるのが、ちょっとセクシーですね〜！

途中の滝は落差ない渓流瀑になります。

こちらは、紅葉滝。

名前にもあるけど、紅葉はなかった…　タイミングが惜しかったみたいです。

続々登場です。

河鹿滝〜

姥滝〜（橋の下にかかっているやつ）

姫滝！

すみません、この３つは、「あれ？どれのこと？」っていうかんじで、ちゃんとした写真が残ってませんでした（笑）

そんなこんなでぷらぷらと30分くらい。ちょうど気持ちのよいお散歩を経て…

最後の滝が見えてきました！

こちらです！

２つの滝がつながって落ちているんですね。
上流が八汐滝、下流が八塩滝だそうです。総落差は約40m。
名前は読みは一緒だし、なんだか双子みたいな滝ですね〜

アップで！

上：八汐滝

下：八塩滝

見た目の雰囲気でいえば、どちらかというと、八汐ちゃんの方が男の子、八塩ちゃんのほうが、女の子ってかんじでしょうか。

滝つぼから続く川は浅く、とても優しい流れなので夏だったら迷わず入っているところですが、さすがに晩秋なので、ほとりで休憩。

時折ゆらゆらと落ち葉が流れて行くのを眺めながら、滝おやつタイム。
道の駅で買ってきた、焼きドーナツをいただきました〜☆

紅葉が終わったタイミングだったこともあって、散策しているのはわたしだけ。プライベート滝をすっかり満喫しました。どんな季節でも老若男女問わず楽しめるはず。出雲大社とあわせて自然を楽しみたい方にもぴったりの滝でしたよ！　

共に日本の滝百選にまとめて選ばれている龍頭の滝については、次にご紹介したいと思います！

★おまけ★
雲南市でお薦めソフトクリームといえば…！
間違いなくこれっ！

木次乳業のミルクソフトです！

日本で初めて低温殺菌牛乳（パスチャライズ牛乳）を生産した老舗乳業メーカー！　牛乳も飲んでみたけどかなり美味しかったんです。ミルクの甘さ、すなわち幸せが染み渡りました☆