玉簾の滝・山形県【のどかな里を優しく見守る神様の滝】

玉簾の滝・山形県【のどかな里を優しく見守る神様の滝】

今年のお盆休みは山形へ!

仕事終わってから、深夜バスでびゅーん!
山形滞在中の友人たちと合流して、滝めぐりに出かけました☆

向かったのは、念願のこの滝!

●玉簾の滝・たますだれのたき●
山形県酒田市大森。落差63m、幅5mの直瀑。1200年前に弘法大師が神のお告げにより発見し、命名したとされる。滝の前には「御嶽神社」がある。駐車場から遊歩道で3分ほど。
来訪日:2015/8/11

飽海三名瀑のうちのひとつ。(のこりは二の滝と十二滝です)
駐車場から徒歩3分。アクセス良好な滝です!

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山形らしいのどかな田園風景が印象的な遊歩道。てくてく。

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すると、すぐに、チラチラ白い陰が見え始めます!

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ダッシュで近寄りたいところですが、滝の前には神社があるので、まずはこちらにお参り。
御嶽神社です。

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彼女は狛犬に夢中。
実は「狛犬ガール」なのですって…!世の中、いろんなガールがいるものですね!笑

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そして、いよいよ滝へ〜☆

こちらです!

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なんて優しい滝なんでしょう!
わたしはこのタイプ、大好き!

写真の右下に人影があるのが見えるように、63mとかなり落差はある滝です。
でも、激しくありません。どどどど、じゃなくて、ささささ… という音とともに、滝壺にふわりしなやかに降り注ぐ滝。

わたしが写真集などで想像していたイメージはストレートな直瀑。勢いもあるのかなと思っていたのですが、実際を見てみると、もっとずっと優雅な風情。

なんというか、とても、品があるんです。
1200年も前に弘法大師が神のお告げで発見した滝ということですが、その後も地域の人々に神社とともに大切に守られてきた、そういう良家の品の良さを感じました。

で、こういう高さがある滝は、やはり下から見上げたくなるもの。

滝壺も浅いので、迷うことなく、靴を脱いで入っちゃいますよ〜☆

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水は意外とそんなに冷たくありませんでした。湧いてすぐの水、というわけではないのかもしれません。適温です!

滝壺から見上げると、こんなかんじ!

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水しぶきがまさに「玉簾」の状態で次々に舞い落ちてきます☆

そよぐ風に滝壺の水面の波立ちなんかもまた美しく…

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ミストをたっぷり浴びて、しっとり幸せ滝時間です☆

すると、わたしがひとり滝壺で楽しんでいる様子をみて、小学生の男子(兄と弟)が、続いて入ってきました。

ふふふ、どうぞいらっしゃいな ♪

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お兄ちゃんの方が、どうやら滝にかなり感動しているらしく、「滝すげー!」を連呼しています。そして、お父さんが子供たちにカメラを向けると、お兄ちゃんは「滝サイコー!」と両手をあげてポーズをとってました。わーん、めっちゃ可愛いです。

わたしも、後ろで一緒に「滝サイコー!」って、やりたかったのですが、さすがに自粛しました…。でも、この滝、最高だよね!

そうそう。
この滝の近くには、石碑がありまして。江戸末期の庄内藩士の娘、白井千代梅さんによる紀行日記「胡蝶日記」からの抜粋のようです。

(ここからは結局よく読めない)
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2句あるうちの後半の1句がこちらです。

「山川の へなでざりせばししにきて みるべきものを これの瀧つせを」

現代語訳は
「山川遠く隔てたところになければ、しょっちゅうやって来て、このすばらしく水たぎる滝の瀬を見られるものを…」

ですよね!しょっちゅうやって来たいほど、素晴らしい滝なのです。

当時は「山川遠く」だったこの滝ですが、いまではすっかりアクセス良好! 子供から年配の方まで、どなたでも気軽に滝見に訪れることができます。

山奥で人を寄せ付けないような場所に落ちていた時の趣とはおそらくまた異なるかもしれません。でも、いまはのどかな里の近くでまるで神様が人々を見守るように、優しく落ち続けていて。あのお兄ちゃんみたく、こういう滝体験がきっかけで自然の不思議に感動してもらえたりしたら、すごく嬉しいなと純粋に思います。

わたしはさすがに山形までが遠いのでしょっちゅう、というわけには行きませんが、また友達や家族を連れて来たいと思います!

こんどは冬の季節に…ぜひ!