女子ふたりで行く、宮崎の滝旅。
続いてはこちらです!
●八戸観音滝・やとかんのんだき●
宮崎県西臼杵郡日之影町八戸。御泊川にかかる落差約41mの滝。滝の左の洞穴のなかに観音像があり、昔から信仰の滝となっていた。
来訪日:2014/11/16
延岡と高千穂のあいだくらい。ちょっと分かりにくい場所にありました。だからこそ穴場感のある滝です。
駐車場から、歩いてすぐ!
見えてきました!
わあ、美しい…!
落口からまっすぐに滝壺に落ちる、ザ・直瀑スタイル。
直瀑の滝というと、男性的な印象のある滝が多いのですが、この滝はかなり女性的でした。
周囲の柱状節理の岩盤もオシャレ!緑の苔がグラデーションで広がっています。
凛とした品のある流身。広い滝壺のグラデーション。しばらく雨が降っていなかったせいでもあるのでしょうが、水量は少なく、音も控えめです。そよそよと優しい風を頬に感じて、うっとり。
この滝を例えるならば、着物が似合う美人さん、といったかんじでしょうか。派手さはないですが、包容力も、品もあるのですよね。
まっすぐに落ちる姿は、しっかりとした信念も感じさせます。
「こういう女性になりたい!ならなきゃ!」と、なぜか滝の前で決意するふたり(謎)。
観音滝と呼ばれているわけですが、後で調べてみましたら、どうやらここは、昔から、女性の守護菩薩として信仰され、安産祈願などにも多くの参詣者が訪れていたようです。
なんとなく、納得! ここ、女性を惹き付ける何かがあるような気がしていたのですよね。
優しいパワーを充電。
帰るときには、滝壺に咲く小さな野花がいっそう可愛らしく思えました。
それにしても宮崎には、個性的な滝がたくさんあって、いいなあ…。
まだまだ、友人との滝旅、続きます!
これまでの宮崎の滝旅