お友達と女子ふたりで、宮崎県の滝めぐり。
前回 真名井の滝・宮崎県【死ぬまでに行きたい!絶景の滝ツアー】
早朝に目指したのは、こちらでした!
●行縢の滝・むかばきのたき●
宮崎県延岡市行縢町。奇岩・絶壁で知られる標高831mの行縢山の東麓を流れる行縢川にかかる滝。落差77m。
日本の滝百選。駐車場から登山道を約30分進むと滝下に到着。
来訪日:2014/11/16
「行縢」とは、「むかばき」と読みます。聞き慣れない言葉はもともと乗馬の際に履く毛皮の袴のようなもののことだそうで、山の岩肌が行縢に似ているので行縢山の名がついたそうです。
あの山ですね! もとの行縢が何なのかイマイチ分からないので「似てる!」とは言えませんが、遠くからでもはっきりと白く輝いてユニークな姿です。
駐車場から滝までは、登山道を進みますが、ゴロゴロの大岩ばかりで、けっこうハードかも。
途中の吊り橋から、滝の姿がチラリ!
あらあ… 水… 少ないなあ…
このところ雨がしばらく降っていなかったのですよね。迫力あんまりないかも……と、少しがっかりもしたのですが。ともあれ、滝へ向かいました。
あと少し!
登山開始から30分で、滝に到着!
こちらです!
壁ーーーー!!
なんといってもこの壁の迫力に圧倒されます!
水量が少なかったせいか、滝は壁の存在感を引き立てるかんじなんですよね。花崗岩ならではの変わった壁の色もはっきり見えて面白い。
朝日を受けて繊細な表情を見せてくれる滝。カワイイ〜
そして、加えて感動しちゃうのが、この景色! 滝の向かい側、振り返ればこんなかんじなんです!
絶景…!
滝の前には、大きな平らな岩がありまして、まさに「滝見台」というべき場所が。早朝で誰もこない時間なので……
寝っころがりまーす!
迫力が、伝わりますでしょうか…★
控えめな細かい水しぶきを浴びながら。静かに瞑想しました。
写真だと分かりにくいですが、水がゆっくり壁の表面を滑り落ちてくる様子が、美しい文様を描いているのです。これを目で追うだけでも、心が安らかになります。
「滝の概念が変わるねー!」と友人。
そうなんですよね、滝は、水量だけじゃない。そんなことをこの滝に教えてもらいます。水量が多かったら、この岩の上では寝っころがることはたぶんできないでしょうしね! もちろん、この滝は雨後はまた格別に素晴らしいのでしょうが、この水量だからこその、素敵さがある気がします。
ちなみに、水しぶきが控えめなので、壁にまで接近できちゃうわけですが。
ここで友人が、
「滝の前で壁ドンされたら最高だね」
と。
壁ドン!!(笑)
今年の流行語をつっこんできました。まさに女子しかしない発想です。滝の前で、壁ドン… そりゃあ、最高だよね!
妄想中のわたし。←バカ
女子校時代のノリが炸裂する、愉快な滝ガール旅です…… ソロ滝めぐりにはない楽しさ(笑)
続きます★