小坂の滝めぐりのレポートに続きまして。
回廊の滝・岐阜県(小坂の滝めぐり)【ケモノ気分で秘境滝】
あかがねとよ/唐谷滝・岐阜県【火山生まれの小坂の滝】
岐阜は、東京からクルマで行くには、松本経由になります。せっかくなら…小坂の前の日、長野&岐阜で滝めぐりの1日を過ごしました。
早朝の乗鞍高原。
目指すは、乗鞍三滝!乗鞍高原の梓川の支流である小大野川にかかる3つの滝です。
最初に訪れたのが、最も下流にあるこちらです。
●番所大滝・ばんどころおおたき●
長野県松本市乗鞍高原。標高1240m。落差40m、幅11m。乗鞍三滝のなかで一番大きな滝。駐車場から歩いて5分ほど。
来訪日:2014/9/14
階段をおりると…すぐ!
こちらが大滝です。
じゃーん。さすが落差40m、水量も豊富。黒い岩肌が特徴的なんです。
滝見の東屋がありました。屋根はあるけど、椅子も机もかなり濡れていました。それだけすごい、水しぶきが飛んでくるんです!
シートを敷いて、しばしぼーっと。
水しぶきがレンズに飛んじゃうんですね…。
ここは駐車場からも近く、乗鞍観光のついでに立ち寄られる方が多いのです。なので、誰もいない早朝を選びました。滝タイム、ひとりで贅沢に過ごすことができましたよ。
番所大滝のほかにも小滝があるそうで、少し散歩してみました。
こちらが小滝。手前には、板状摂理(ばんじょうせつり)が見えます!
千間淵も不思議な魅力がありました。朝日がちょうど差し込みます。
朝は、滝と向き合うのにやっぱりいい時間だと思います。
人の訪れない静けさがわたしの心のアンテナを綺麗にしてくれて、斜めから差す日の光が、いままで気付かなかった美しい景色を教えてくれるんです。
滝からの風に野花が揺れて…
蜘蛛の巣は、水しぶきとおひさまによって、アーティスティックに彩られていました。
気持ちのいい朝さんぽを終えて駐車場に戻ってきたら、
乗鞍岳も朝日を受けてくっきり輝いていました。
ああ…毎日こういう朝が迎えられたら素敵ですね… 日々をニコニコでスタートできる。いつか、滝の近くに住むのは、わたしの夢だなあ。
さて乗鞍三滝、次へ向かいます!