3月も半ばを過ぎて、久々の、滝訪問!
うちのクルマはスタッドレスではないので、雪解けのこの季節を待ち望んでいました。
まずは、慣らしで。東京都の滝へ!
●払沢の滝・ほっさわのたき●
東京都西多摩郡檜原村。 落差は4段で約60m。最下段(落差約26m)の淵には、古くから大蛇が住むと伝えられている。日本の滝100選。駐車場から徒歩15分ほど。電車のアクセスは、JR五日市線武蔵五日市駅よりバス30分 「払沢の滝入口」で下車徒歩15分。
来訪日:2014/3/16
今回は、何度かわたしの滝活動にも一緒にきてくれてる友人と、ふたり滝です。ここは都心からのアクセスがいいし、駐車場からの歩きも程よいし、「山感」もきちんとある。もろもろ「ちょうどよい」ので、誘いやすい滝なのです。
訪れるたび、この石碑のシンプルなフレーズに勇気をいただいています。
「ありがとう清流 水は地球の生命」
東京にも、そんなことを感じさせてくれる場所があるんですよね。
この滝は厳冬期には氷瀑になることで有名なのですが、もうその季節は終わり。残雪はありましたが、歩くには問題なく、滝壺には朝10時頃の光が、ちょうど綺麗に差し込んでいました。
とにかく、トータルで、美しい滝です!
友人は、わたしが何度か滝に連れ出すうちに、だんだんと「滝ガール」的な発想を身につけているのですが、彼女の今回の滝評に、さらなる進化をみました。
「なんかさ、女優さんみたいな滝だね。竹内結子だね、うん」
竹内結子!
払沢の滝が、竹内結子〜!!
わたしはかつて「おかあさんのような」とか「仙人みたいな」とかに例えたことはあっても、実在の女優に例えたことは…なかった!
でも、確かに。華やかさもありつつ、凛としているかんじ。深い淵に、何か秘めたものもありそうな。面白いね。
やるな…負けてられない!(謎)
彼女とは、ここ2、3年、何かの節目を感じるときに、一緒に滝に来るようになりました。自分を見つめ直したいタイミングが不思議と重なることが多く、どちらからともなく、誘っている感じです。
滝を眺めるのは、滝そのものを見ているようで、本当は、自分自身を見つめることになっている場合が多い気がします。
何か悩んでいても、けっきょく答えは、自分のなかにちゃんとあるものだったりします。滝は、自分のこころの底の方にある素直な気持ちを、浮かび上がらせてくれるような役割があるんじゃないかなぁ。
だから、わたしたちも、お互いに素直なこころで語りあえる。
友達との滝時間って、こんなところも素敵だなあ、と思います。
帰りにはお気に入りのお店へ。香り高い黒いお蕎麦、「音威子府そば」です。
北海道の秘境、音威子府の隠れた名産品。なぜか、御岳で食べられるんです(笑)